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YOASOBIの楽曲「Biri-Biri」、初のゲームとのコラボなんだってね。
そうなんだよ。今回の楽曲「Biri-Biri」にはオノマトペがたくさん出てくるから、ちょっとおさらいしておこうか。
YOASOBIの楽曲「Biri-Biri」はもう聞きましたか?
テンポが良くて、ノリノリですぐに大好きになりました。
この楽曲「Biri-Biri」には、たくさんのオノマトペが出てきます。
今回はそんなオノマトペの意味や使い方をおさらいしようと思います。
YOASOBIとは?
YOASOBIは、日本の音楽ユニット。
メンバーは2人で、作曲を男性のAyaseさんがやっていて、歌っているのは女性のikuraさん。
Ayaseさんとikuraさんがタッグを組んで、「小説を音楽にするユニット」という活動を始めます。
2019年11月に楽曲「夜に駆ける」を発表。
2020年末には、「NHK紅白歌合戦」に出場。
NHK紅白歌合戦:1951年から毎年大晦日(12月31日)に放送をしている男女対抗形式の音楽番組。
日本の長寿番組で、通称は「紅白(こうはく)」という。
その後も飛ぶ鳥を落とす勢いで、アニメの主題歌やゲームのテーマソング、CMなど人気者です。
YOASOBIのAyaseさんの音楽センスもいいし、ikuraさんの歌声はピカイチ!
YOASOBIがポケモンとコラボ! | YOASOBI collaborated with Pokemon!
曲の歌詞はここからチェックしてみてね。→Uta-Net YOASOBI「Biri-Biri」
「Biri-Biri」は発売1周年を迎えるNintendo Switchソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の応援ソング。
YOASOBIはアニメとよくコラボをしている。
今回のゲーム作品とのコラボは初めてなのだそうだ。
Ayaseさんは、「昔から大好きなポケモンに音楽という形で携わることができて本当に嬉しいです。僕自身シリーズのファンであり、今作においても、今回の企画とは関係なく3周クリアするくらいにはやり込みました」とコメントを寄せている。
しかも、英語バージョンも早い段階から発表されて、めっちゃカッコいい!!
楽曲「Biri-Biri」にはオノマトペがいっぱい
楽曲「Biri-Biri」にはたくさんのオノマトペたちが出てきます。
オノマトペ:自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。
ワンピースのルフィーは「ゴムゴムの実」を食べて、ゴム人間になっているよね。
あれもオノマトペ。
日本人は、このオノマトペをたくさん使うんだ。
雨が「ザーザー」降っているとかね。
なぜなら、音で感性を表したり捉えたりするのが、得意な脳の構造を持っているからというのが一つの理由。
日本人は聞いた音を感情表現に使ったり、動詞として活用したりもしているのです。
私の胸のドキドキが止まらない。
この「ドキドキ」は心臓の高鳴りを表現しているのだけれど、日本人はよく使うんだよね。
「ドキドキする」という言葉自体が動詞になっています。
確かに他の動詞で表現はできるけど「動悸がする」とか「心臓が脈動している」とか言うと、ちょっと大げさな表現になってしまうんだよね。
だからこそ、このシチュエーションでは「ドキドキ」というオノマトペしか使えないでしょう。
そして、言語を学習している人にとっては、日本語のオノマトペは数が多いし、一つの読み方で意味がたくさんあったりしてパニックになるかもしれないね。
なお、日本には古来からのオノマトペを合わせると、4,000~5,000個あると言われているんだ。
今回の楽曲「Biri-Biri」で使われているオノマトペをピックアップしたから、曲と合わせて確認してみてね。
ビリビリ
タイトルの「ビリビリ」。
雷を想像させるオノマトペだね。
ピカチュウが電気を繰り出すと、「ビリビリ」するね。
痺れるような痛みを感じる様子を表す言葉。
ピカチュウの技で「カミナリ」とか「10万ボルト」があると思うけど、あれを敵が食らったら敵は「ビリビリ」と痺れて倒れちゃうね。
・彼は電気を触った瞬間、ビリビリと感電した。
・静電気がたまっていると、服を脱ぐとビリビリと音が鳴ることがある。
などの使い方があるよ。
キラキラ
「キラキラその目に宿った 光を見たんだ」という歌詞の「キラキラ」
ずっと輝いている様子。
ストリートファイターで、敵のヒットポイントを削っていくと途中で混乱状態になるよね。
その時に敵の頭の上に星が回っているのを見たことないかな?
あのイメージも「キラキラ」しているよ。
お星さまがキラキラしている。
彼女の笑顔はいつもキラキラと輝いていて、みんなを幸せな気分にさせる。
などの使い方があるよ。
ドキドキ
さっき例文で出してた「ドキドキ」
これは心臓の鼓動を表現しているね。
歌詞の「ドキドキが止まらない、止められない」という箇所。
心臓が高鳴って、興奮が冷めない様子を表しているよね。
これから何が起こるのか、期待と不安が入り乱れて心臓が活発に動いている様子です。
デートの前日はいつもドキドキして、ワクワクが止まらない。
ドキドキしながら舞台に立ち、観客との交流を楽しんでいる。
などの使い方があるよ。
ジリジリ
「今きみと、ジリジリを」のとこ。
敵に迫っている時の言葉だね。
「ジリジリと敵に迫っていく」と使うよ。
少しずつ、少しずつ、でも確実に進んでいる様子を表しているね。
太陽が照り付けてくる様子も、「ジリジリ」を使うね。
同じ音・言葉であっても、2つの意味や3つの意味があったりすることがあります。
他の言語でも共通だけれど「夢」には2つ意味があるよね?
将来なりたい職業ややりたいことなどの意味と、寝ている時に出てくる映像の意味。
それとオノマトペは人によっても表現が違うことがあります。
「人によって、オノマトペが変わっちゃったらわからないよ!辞書や教科書に載ってないことは勉強させないで!」と思うかもしれない。
でも、人によっての音のとらえ方が違うから、そのオノマトペのイメージや表現も変わってくるんだよね。
なので、いろんなオノマトペを日本人から聞いて勉強するしかないんだよね。
「人は慣れる動物」だから、オノマトペもどんどん聞いていくと慣れていくと思うよ。
待ち時間が長くてジリジリとした緊張感が漂っている。
乾燥した砂漠の中を歩くと、太陽の光がジリジリと照りつけている感じがする。
などの使い方があるよ。
ヒリヒリ
「ヒリヒリ」は、皮膚や神経などが焼けつくように痛み続ける様子だね。
よく使うのは、「喉がヒリヒリして痛い」かな。
冬場は喉が乾燥して、喉が痛いことが多いから「喉がヒリヒリする。」を使うね。
この言葉は、どこかが痛い時に使うことが多いかな。
夏場に日焼けして、その日焼けした場所が痛いことがあるよね?
そういうときも「背中がヒリヒリして、痛い」と使えるね。
切り傷をして、傷口がヒリヒリと痛む。
辛い経験から立ち直ろうとすると、心にまだヒリヒリとした感情が残ることがある。
などの使い方があるよ。
ギリギリ
今度は曲の「ギリギリも、楽しむの」のところ。
「ギリギリ」は、限界に近いこと。
ということで「限界だった」という表現なら「ギリギリだった」とも言い換えることができるね。
例えば、朝の10時にみんなとカフェで待ち合わせの時を想像して欲しい。
でも、あなたは遅刻してて、今の時間は9時55分だとする。
そうすると「時間がギリギリだ」と表現するね。
この場合は時間に間に合わなさそうだけど、なんとか間に合う時間にカフェに着くことができるから、こういう表現ができるよ。
今説明の文章を書いていたけどオノマトペを説明するのって、すごく難しいことだね。
ニュアンスやイメージを言葉で伝えるのって、とっても難しい。
日本人があえて「言葉で表現するのが、難しい」と思ってしまうオノマトペなんだから、海外の人たちにとっては「何それ?」って感じなんだろうなと思いました。
オノマトペは奥が深く、難しい。でも、学んでいくと楽しいし、日本人とも仲良くできるようになるよ!
テストの最後の数秒で、彼はギリギリで正解を導き出した。
電車に乗り込む直前、ギリギリで駅に到着した。
などの使い方があるよ。
ドクドク
「ドクドクと感じる鼓動の先に行こう」の歌詞のところ。
血液がさかんに流れ出たり、あふれ出たりする様子を表しているよ。
日本人は心臓の鼓動の音を表現するときに「ドックン、ドックン」というよ。
あなたの国では心臓の音はどんな音がしているのかな?
追いかけっこで息切れして、胸がドクドクと高鳴っていた。
緊急事態に遭遇し、急いでいるとき、血がドクドクと駆け巡る感覚がある。
などの使い方があるよ。
バイバイ
これは英語から来てるオノマトペだね。
日本でもお別れの際に、バイバイと言って別れることが多いよ。
最近「バイバイ」って使わなくなった気がします。
どちらかというと、子どもが誰かとお別れをするときに「バイバイ」ということが多いかもね。
ほら、海外だ子供も大人も別れるときは「バイバイ」っていうよね?
日本だと「バイバイ」っていう大人って少ない気がする。
友達と楽しいひと時を過ごし、彼女に手を振って「バイバイ」と言った。
子供たちは学校の門で友達に「バイバイ」して、帰宅しました。
などの使い方があるよ。
ピカピカ
「ピカピカ」はつやがあって照り輝いている様子。
光沢があって輝いている物に使うイメージがあるな。
例えば、ヤマハの黒いピアノとかガラスの瓶も「ピカピカ」しているよ。
多分、曲の「ピカピカ」はピカチュウの鳴き声の「ピカピカ」だと思います。
そして、明かりが点滅するときも「ピカピカ」を使うね。
ちなみに、蛍光灯の寿命がきていて点滅しいるときは「チカチカ」を使う…ごめん、あなたの頭を混乱させちゃったかな?
新しい車を購入して、ボディがピカピカに輝いている。
クリスマスツリーが飾られ、ライトが点滅して部屋がピカピカに輝いている。
などの使い方があるよ。
YOASOBIと言えば「アイドル」で有名 | YOASOBI is famous for its “idols
TVアニメ【推しの子】のオープニング主題歌として登場してから再生数爆上がりの「アイドル」。
私はアニメも見ていて、主人公のアイがとっても可愛い。
アニメの1話はなんと1時間もあるんですよ。
ネタバレになるので言いませんが、1話だけでも見てみてください。
かなり衝撃的な内容ですから…。
この曲は、原作の大ファンだったAyaseさんが、すでに作っていたでもソングが原型のようです。
アニメ【推しの子】は、生々しい芸能界の良いところ、悪いところを描いた作品ということで、日本でもかなりの人気。
この「アイドル」も一緒に注目されて、4月19日にはBillboard JAPAN Hot 100で初登場首位を獲得しています。
とにかく勢いがすごくて、YouTubeでは1か月で1億回を超えたのも話題になりました。
現在は(2023.11.27)…3.7億回…って、みんなどんだけ聞くねんw
ちなみに、こちらは日本NO.1のYouTuberヒカキンさんが、YOASOBIの「アイドル」をオマージュした作品です。
サムネ、どっちがどっちかわからない!(ことはないw)
まとめ:YOASOBIの楽曲に使われているオノマトペ
ということで、今回は今人気絶頂の日本のアーティストYOASOBIさんの楽曲「Biri-Biri」のオノマトペについて紹介させていただきました。
日本人は本当にオノマトペが好きです。
時に海外に暮らしている人たちにとっては、わからない&難しい事がありますが。
この「Biri-Biri」は疾走感があって、楽しくて元気になれる曲ですよね。
今後のYOASOBIについても期待していきましょうね。
もっともっと私たちを楽しませてくれることでしょう。
じゃ、そんな感じで!
おしまいっ!
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